プログラム
研究題目:
ARTFUL CAMPUS 名古屋工業大学+愛知県立芸術大学
サウンドパフォーマンス特別公演
ゾンビ音楽
日 時:2024年5月22日(水) 16:30 開演(16:00 開場)
会 場:名古屋工業大学 講堂「NITech Hall」
対 象:名古屋工業大学+愛知県立芸術大学の学生・教職員・関係者
観覧料:無料|全席自由席|
主たる研究者:
安野太郎(愛知県立芸術大学音楽学部|准教授)
作曲家。1979年生まれ。日本人の父とブラジル人の母を持つ。いわゆるDTMやエレクトロサ ウンドとしてのコンピューター・ミュージックとは異なる軸で、テクノロジーと向き合う音楽をつくっている。代表作に『音楽映画』シリーズ、『サーチ エンジン』、自作自動演奏楽器の演奏による『ゾンビ音楽』シリーズ。近年の活動に「大地の芸術祭 越後妻有アー トトリエンナーレ」に参加(2021)、個展「安野太郎:アンリアライズド・コンポジション『イコン2020-2025』」(アートフロントギャラリー・2020)、 「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表作家チームとして/2019)等。愛知県芸術劇場では、07年第2回サウンド・パフォーマンス道場オーディエンス賞受賞、16年「パフォーミングアーツ・セレクション」出演。第7回JFC 作曲賞(日本作曲家協議会)、 第10回創造する伝統賞(日本藝術文化財団)受賞。東京音楽大学作曲科卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。
「陶芸素材が変化していく様子をデジタル技術活用して可視化する」ということをテーマに創出された交流。
目標や目的:
現在、名工大のデジタル研究と陶磁専攻の陶芸研究が出会い、刺激し合うことにより情緒的な体験研究を進行している。「土を掘る」・「炎で焼く」といったプリミティブなプロセスから創作へと展開していく陶磁器制作の現場とVR空間やAIテクノロジーが出会うことにより相互の表現の可能性を広げることを目標に取り組んでいる。
【展示計画のキーワード】仮想空間・可視化・時の経過・素材が変化す・Primitive
主たる研究者:
田口亮|名古屋工業大学情報工学専攻メディア情報分野|准教授
佐藤文子|愛知県立芸術大学陶磁専攻|准教授
2023年度に実施した内容
2023年10月、両校の研究室を訪問し研究交流の内容を検討しました。
愛知芸大からは教員3名と学生2名が名工大へ。研究室ではVRによる仮想会議室を体験し、AIによる「ものが変化する」ことを記憶する情報把握を用いた創出を見学しました。この見学交流によって「陶芸素材が変化していく様子をデジタル技術活用して可視化してみたい」という期待と空想を巡らせています。
「土を掘る」・「炎で焼く」といったプリミティブなプロセスから創作へと展開していく陶磁器制作とテクノロジーが出会うことにより、相互の表現の可能性を広げるとともに、創出された作品と触れ合い、体験することで理解を深め交流を通じて新たな可能性を追求していくための研究として展開していく予定です。具体的には、仮想空間を用いることで実際には存在しない空間(例えば、釉薬内で起きる貫入層の中でのお茶会や月空間でお茶会をするなど)で、より情緒的な体験を共有していきます。そのための研究プロセスは交流しながら展開します。
2024年度に実施している内容
2024年4月24日に名工大田口研究室にて研究を進めました。事前に陶磁研究室側から提供した資料(釉層を撮影した写真資料)を基に、名工大研究室に作成していただいたVR空間を体験。その後、持参した陶磁資料を基に今後の展開できることを検討し、お互いの理解を深めるため研究内容について情報交流を行いました。
プログラム:大学院科目 大学院3Q「サウンド文化研究」
実 施 日:2024年度
場 所:名古屋工業大学
講 師:安原 雅之(愛知県立芸術大学副学長・教授[音楽学])
対 象:名古屋工業大学大学院生
プログラム:学部科目「音楽論」
実 施 日:2024年度前期
場 所:名古屋工業大学
講 師:安原 雅之(愛知県立芸術大学副学長・教授[音楽学])
対 象:名古屋工業大学学部生
プログラム:大学院科目 大学院3Q「サウンド文化研究」
実 施 日:2023年度後期
場 所:名古屋工業大学5235教室
講 師:安原 雅之(愛知県立芸術大教授、音楽学部長)
対 象:名古屋工業大学大学院生
プログラム:特別体験プログラム「音楽講座」
実 施 日:2023年1月26日(木)10:30〜12:00
場 所:名古屋工業大学2号館ラウンジ
講 師:安原 雅之(愛知県立芸術大教授、音楽学部長)
対 象:名古屋工業大学