VOICE

名古屋工業大学

学長 木下 隆利
デジタル・テクノロジーの進化により、我々の生活や働き方が大きく変化しようとしています。本学では、この変化を明るい未来へと先導するため「心で工学」を合言葉に教育・研究を進めています。同時に、この活動に相応しいプラットフォームを築くため、アートフルキャンパス構想を立ち上げました。
 
2021年2月26日に愛知県立芸術大学を訪問し、戸山学長に「御器所が丘にアートの風を送って頂けませんか?」とお願い致しましたところご快諾下さり、2022年4月1日には包括的連携協定を締結することができました。戸山学長をはじめ関係者の皆様のご尽力に心から御礼申し上げます。
 
アートフルキャンパス構想=「F+プロジェクト」の下、壁画・絵画やオブジェなどの導入を皮切りに音楽も含めた芸術空間の充実とリベラルアーツ教育の幅を拡大していく計画です。
近い将来、アートとテクノロジーが融合した両校の共同研究が、御器所が丘のアートの風に乗って産業界にイノベーション旋風を巻き起こすことでしょう。

愛知県立芸術大学

学長 戸山 俊樹
私達は今、猛烈な情報社会の中で生きています。
その玉石混淆の情報の中で、何が正しく何が重要であるか、言わば物事の本質を見抜く力や眼が、これからの時代は益々必要となります。
 
人が生きていく上で本当に大切なものは何か。
世の中に新たな気づきや問題を投げかけ、そして、生きる力を育てる。芸術が持つ大切な一面であり、役割だと考えます。が、これは芸術の世界に限らず、工学の世界においても同じではないでしょうか。芸術も工学も、人の生きる力に成り得るものであり、そうあって欲しいと願います。分かりやすい数値目標や評価主義、そして効率主義の陰で失われているかもしれない大切な無形のものや心がありはしないか。
 
「御器所の丘にアートの風を吹かせる。」
木下学長のパッションと実行力によって実現した名古屋工業大学と本学との連携協定を心から嬉しく思い、蒔かれた種が将来、どのように成長し開花するかをとても楽しみにしています。

ご寄付のお願い

アートフルキャンパス整備基金 一口:1,000円
 学生・教職員の”心の豊かさ”を育むための環境を整備することを支援します。
 
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